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5.憲法改正について

きちんと防衛ができるように、憲法を改正すべきだと思いますか?(複数回答可)

A  改正に賛成 55%
B  憲法の解釈変更で防衛 31%
C  改正反対 9%
D  わからない・無回答 4%

憲法改正(円グラフ)


<調査結果> (単位 %)
ABCDD
地域賛成改正&憲法解釈変更憲法解釈変更反対不明・無回答
名護以北43338134
宜野座・金武・恩納6102379
沖縄5932666
うるま6512383
読谷・嘉手納・北谷
北中城・中城
5004271
宜野湾5234271
浦添・西原50236103
那覇50332123
糸満4624462
南部4933586
先島743896
総計5323194
普天間5143960
辺野古7801344




<調査結果から> 

「憲法解釈で防衛できるようにすべき」という31%の方々は、基本的に憲法改正には反対もしくは避けたいと考えていた。
したがって、「憲法改正反対」は9%という結果が出ているが、
事実上の「反対意見」は、「憲法解釈で防衛すべき」の31%を合わせた40%と考えられる。


「憲法改正賛成」の理由としては

・専守防衛では、いざという時に国民を守れない
・自国の防衛は自国で行えるようにすべき
・現行憲法のままでは、防衛は難しいと思う

であった。


「憲法改正反対」の理由としては、大半が「憲法を改正したら戦争になる」という回答であった。
少数意見として「憲法で歯止めをかけないと、自衛隊が勝手に戦争を始める」という回答もあった。


憲法改正の人も、反対の人も、多くの人がその理由として、共通して「やられたらやりかえすでは、戦争になる」という同じ理由を挙げていた。
「憲法を改正することで、<やられたらやり返す>という状況を避けられる」と考える人が賛成し、
「憲法を改正すると、<やられたらやり返す>という状態になる」と考える人が、改正に反対していた。




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4.中国の脅威から沖縄を守る為に、自衛隊は


A  現状では不十分 58%
B  現状で十分 30%
C  十分かどうかはわからないが必要 5%
D  必要ない 4%
E  わからない・無回答 3%

自衛隊(円グラフ)


<調査結果> (単位 %)
ABCDD
地域不十分十分十分かはわからないが必要必要ない不明・無回答
名護以北6027266
宜野座・金武・恩納6622327
沖縄6424525
うるま6626323
読谷・嘉手納・北谷
北中城・中城
6526513
宜野湾5632390
浦添・西原5140440
那覇5037544
糸満5140433
南部533246314
先島76127042
総計58301643
普天間65246560
辺野古9608704




<調査結果から> 

「自衛隊の防衛力は不十分」と回答した方に「では、自衛隊の防衛力を強化したほうがよいと思うか?」と質問したところ、「防衛力を強化したほうがよい」「たとえ不十分であっても、自衛力強化には反対」という回答が、約半数ずつとなった。

「自衛隊の防衛力強化に反対」という方に、その理由を質問したところ、
・軍隊に対するアレルギーがある
・防衛は米軍に任せたほうが安心。自衛隊には期待していない
という回答が多かった。


「自衛隊は必要ない」と回答した方に、その理由を質問すると
「非武装中立」「米軍がいるから自衛隊は必要ない」という回答が、ほぼ同数で、半々であった。



「自衛隊の防衛力は、今のままで十分」と回答した方に、その理由を質問すると
大多数は「米軍がいるから」という答えであった。
「自衛隊の増強に反対だから」という回答もあった。




米軍基地について「撤去」「縮小」と回答した方の多くが、
自衛隊については「現状で十分」と回答している。

米軍基地に反対する県民は、米軍がいなくても、現在の自衛隊だけで十分防衛できると考えている。
この方々に「自衛隊の防衛力は高いと思っているか」と質問すると、以下のような答えが返ってきた。

「中国は沖縄を大切にするので(侵略される)心配はいらない」
「中国の軍事力は大したことはない」
「米軍がいなくても、米軍以外のどこか(国連など)が中国を止めてくれる」
「中国が武力行使したら、世界中が沖縄の味方をするので大丈夫」




・自衛隊に対する反感の意見は、今回の意識調査では皆無であった。
・自衛隊を防衛というよりも、災害救助や病人搬送のために必要と考えている県民も多かった。





(7)質問の仕方によって、答え方も変わる

「米軍基地に賛成ですか? 反対ですか?」という聞き方をすると、「基地はないほうがいい」という感情で回答するために「反対」と回答する。

同じ質問を「米軍基地は必要ですか? 必要ありませんか?」という聞き方をすると、「必要だ」と回答する。

したがって、「基地はないほうがいいと思うが、今はまだ必要だ」と考えている県民に
「基地に賛成か、反対か」という聞き方をすれば「反対」という回答になるが、
同じ方に「基地は必要か、必要ないか」という聞き方をすれば「必要」と回答することがわかった。

従来の世論調査で「基地に反対」と回答している県民のうち、多くが「しかし、基地は必要だ」と考えている可能性が高いことが、この結果から推測される。

※「基地は必要」と考えていても、そう答えることに心理的抵抗がある方は、「どちらでもない」「わからない」と回答するケースがあった。
(6)基地がなくなったら困る、その理由は?

経済面…「経済効果」「雇用」「軍用地料」「補助金」
防衛面…中国の脅威

(5)米軍基地の是非については、簡単に二者択一で答えられない複雑な背景

聞き取り調査を通じて、簡単に「基地に賛成か、反対か」「必要か、撤去か」と二者択一で答えられない、複雑な背景が見え隠れする。
いったん「撤去」と回答した県民も、「でも、沖縄を守るためには必要かもしれない」「とても一言では言えない」という回答に変わる。

米軍基地に対する沖縄県民の気持ちとして、もっとも多い意見は、
以下のコメントである。

「感情としては基地はない方がいいが、頭では必要だとわかっている」
「本当は基地はなくしてほしいけど、なくなると困るから、賛成であり反対でもある」
(4)米兵の犯罪や基地騒音被害について、どう考えているか

「地元では、騒音や米兵の犯罪・交通事故等で、多大な被害を受けている」と、理由を説明したのは、基地の無い那覇や南部と名護西部に居住する県民であった。彼らにその情報源を確認すると、ほぼ全員が、「マスコミ」と回答した。
「基地は撤去」と反射的にすぐ回答した県民も、那覇市周辺など、基地が近辺にない自治体の住民に多かった。

対照的に、基地周辺に居住する県民からは、米兵の犯罪や交通事故の被害で困っているという話は聞かれず、逆に、そのような米兵の犯罪を誇張するような報道姿勢を否定したり、非難する意見が主流であった。

(3)なぜ「基地は撤去したほうがよい」と思うのか?

「撤去」と回答した方々に、その理由を尋ねると、
「基地があったら狙われる」「地元の人が気の毒」という回答が多かった。



(2)基地を縮小してほしい理由

「縮小」と回答した方々は、縮小してほしい理由として、ほぼ全員が「沖縄に米軍基地の74%が集中している(※下記参照)から」と挙げており、「平等に負担すべき」という答えが多かった。

「撤去」「縮小」と回答した人の多くが、「米軍が沖縄にあるのは、本土が沖縄に負担を押し付けた為」と主張していた。

※(実際は23%。沖縄県基地対策課が出している「沖縄県の米軍基地」には、「在沖米軍基地は全国に所在する米軍基地面積の23・5%に相当し、北海道の34・1%に次いで大きな面積を占めている」と記載されている。)


(1)将来的に米軍基地を撤去する条件

「基地は嫌だが、今は必要」という回答の方は、「将来的には撤去が望ましい」と答えていた。
米軍基地を将来的に撤去する条件として、次のような項目を挙げていた。

・中国が尖閣や沖縄の領有権主張をあきらめること
・日本が独自の軍を持ち、充分な防衛力を持つこと
・日本の外交力が増し、中国が好き勝手なことを言えなくなる状態になること
・中国が軍事力を放棄すること

このような条件が満たされないうちは、まだ米軍基地は沖縄に必要という考えであった。

「縮小」と回答した方々は、「基地は必要なので、撤去は望まない」との考えであった。
従って、「基地容認」と回答した57%、「嫌だけど必要」の14%、「縮小して存続希望」16%を合計すると、
87%の県民が「基地は必要」と考えていることがわかる。


3.中国の脅威から沖縄を守る為に、米軍基地は


A  容認  57%
B  いやだけど必要 14%
C  縮小  16%
D  撤去 7%
E  わからない・無回答 6%

米軍基地について(円グラフ)


<調査結果> (単位 %)
ABCDD
地域容認嫌だけど
必要
縮小撤去不明・無回答
名護以北188531111
宜野座・金武・恩納3075166
沖縄5570145
うるま5245777
読谷・嘉手納・北谷
北中城・中城
3760264
宜野湾11156634
浦添・西原71948216
那覇82152163
糸満42358106
南部615461914
先島787087
総計57141676
普天間10186542
辺野古408709




<調査結果から> 

(1)将来的に米軍基地を撤去する条件
(2)基地を縮小してほしい理由
(3)なぜ「基地は撤去したほうがよい」と思うのか?
(4)米兵の犯罪や基地騒音被害について、どう考えているか
(5)米軍基地の是非について、簡単に二者択一で答えられない複雑な背景
(6)基地がなくなったら困る、その理由は?
(7)質問の仕方によって、答え方も変わる


1.中国の脅威から沖縄を守る為には、どうしたらいいと思いますか?

日米同盟については

A  堅持  84%
AB いやだけど必要 6%
B  破棄  3%
C  その他 1%
D  わからない・無回答 6%

※注:回答では「破棄」としながら、「でも、(日米同盟は)必要だから、嫌だけど破棄はできない」という回答を「嫌だけど必要」 とした

日米同盟について(円グラフ)


<調査結果> (単位 %)
AABBCD
地域堅持嫌だけど
必要
破棄その他不明・無回答
名護以北816508
宜野座・金武・恩納950122
沖縄890218
うるま847206
読谷・嘉手納・北谷
北中城・中城
895014
宜野湾6817825
浦添・西原848215
那覇835435
糸満865405
南部856207
先島875224
総計846316
普天間69201900
辺野古960004


<調査結果から>

「日米同盟は嫌だけど必要」と回答した県民のコメントに、以下の声があった。

「日米同盟は必要だが、地位協定、思いやり予算等の見直しをすべき」
「必要であるが、問題点は改善してほしい」
「必要だとは思うが、不満もある」
「感情的に抵抗があるが必要である」

「堅持すべき」と回答した方は84%
「嫌だけど必要」という回答と合わせると、91%の方が、日米同盟が必要だと考えていることがわかった。
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